風信帖


平成21ǯ12月31日 [長年日記]

_ [書き掛け] 平成21年が終わってしまう日

 14時30分頃、起床。

 昨日の帰り際の話で、も兵衛は、今日はまず年賀状を作っているはずである。メイルをしてみると、鋭意制作中のようだ。

 17時過ぎ、実家を出る。

 18時前、スタジオ近くの家に着く。大掃除、といっても台所だけ掃除してスタジオへ向かう。

 19時頃、スタジオ着。

 も兵衛は、年賀状作りに苦戦しているので今日はスタジオに来れないという内容のメイルがあったので、もう一度メイルで「良いお年を」をして、22時頃、スタジオを出た。今日も月が綺麗だった。

 車を運転しながら、ぼんやりと、今年一年を振り帰った。 そして、今年一年が、今までの人生の中でも最も充実した一年であること、 そして、それがも兵衛のお陰であることを、思った。

 僕にはまだ、今年中にやらなければならないことがあると思った。

 も兵衛に、ありがとうを言わなければ。感謝してもし尽くせないけれど、 どんなに言葉を重ねても伝えきれないけれど、ありがとうを言わなければと 思った。

 今年という年が、もうすぐ終わってしまう。そのことが惜しくて惜しくて たまらなかった。

 車を置いて、家まで走った。

 22時45分頃、実家に帰ってくる。 家の前まで帰って来て、家族が紅白歌合戦を見ている姿を想像して 初めて、今日が大晦日であることを実感した。というか、明日から 平成22年で、明日が元旦であることを実感した。

 母にうどんを暖めるのを待ってもらって、僕は、自室に籠もり、メイルを打った。時折、涙がこぼれた。

 23時30分頃、メイルを送った。

 25時30分頃、お風呂に入ってぼんやり考えた。

 「来年は、どんな年になるだろう。良いことあるかなあ。」

 と。去年の大晦日が、最高の大晦日だっただけに、今年の不安たるや、真っ暗闇を進むかのようだ。仕事の面でも、私生活の面でも、家族にも、社会にもまるで展望がない。

 子どもの頃、正月にお年玉が貰えた頃、新年は希望に満ちていた。 あの頃のような、希望を、今、抱くために、僕は一体、どうすれば良いんだろう。

 29時30分頃、僕は床にもぐった。


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