風信帖

_ [つまらん] アニメ・NANA

　つまらんことをわざわざここに記すことも無いかもしれないが、 あの名作がここまで冷めた作品になるのかと一種の驚きにも似た 感覚を覚えたので筆を執ることにした。

　アニメ・NANA である。

　そもそも全く期待していないので観ていないのだが、今日たまたま テレビを付けたらやっていたのだ。ちょっと観ただけで演出と作画が 明らかに不合格。いわゆる「観ていられない」水準。

　早く16巻が読みたい…、あ、9月15日発売だって、わーい。

_ [たのし] 呑み会だ

　久しぶりに余裕の週末だったので、タナカン家で、 ちめと神ちゃんと呑み会をした。朝の6時まで呑んで駄弁ってたんだけど、 自分でも驚くほど話してた内容を覚えていない。記憶が断片的。 そんな呑んでないのに。良かったからまあいいや。

_ [うれし] ご近所仲間

　「噂をすれば影が差す。」呑み会の帰り道で、鰰に会った。 元気そうで何より。仕事があって、余り話せなかったから、 また今度。

_ [たのし] 遠距離仲間

　北海道在住のジョンが東京に出てきているので会うことにした。 1年半ぶりくらい。タナカンと文も誘った。

　ジョンも文も思ったよりは元気そうで何より。 お話の中身は、いつものように業界のことが多かったけど 仕事場が違えば、本当にいろいろ違うね。

_ [おもしろし] 『王と鳥』と短編3本

　ポール・グリモーの『王と鳥』を 観て来た。面白かった。4作品とも、動きが、つまり動画がとても良い。 昔の作品の良く見られる、うねうねしたアニメーションで、好き嫌いは あると思うけど、とにかく良かった。アニメの面白さのひとつが まざまざと表現されていた。

　各作品についてちょっと触れとく。

『避雷針泥棒』

　所謂「追いかけっこアニメ」なんだけど、とても悠長でおかしい。

『かかし』

　割と寝てて、よく覚えてない。 食後だったから睡魔に襲われちゃったんだよ。

『小さな兵士』

　これかなり良いよ。物語の大筋は『王と鳥』に似てる。 小さな兵士の曲芸は必見。

『王と鳥』

　『やぶにらみの暴君』の完成版。

　王様を皮肉った演出が大いに笑えるのだが、会場のお客さんは皆、 真剣にご覧になっていたようで静かだったので、僕も笑い声は心に 仕舞った。例えば、開始早々に王様の城をアオリで撮るカットがあるん だけど、明らかにアオリすぎで、その馬鹿みたいなアオリが 「ここに住んでる王様は、このくらい馬鹿だよ」と言っていて 可笑しい。そんな感じ。

　これは、もう一度観たいね。

_ [おもしろし] 『博士の愛した数式』

　観ました。直接的な動機は、たなかんが持ってたからなんだけど、 少しは興味もありました。基本的に日本映画好きなので。で、これ、 掛け値無しでとても面白かったですよ。

　まず、全体の構成。回想形式にしたのがとても効果的。 数学という専門的で難しい題材を取り込んでいるんだけれども、 簡単にその魅力が分かる要素を取り上げてた上で、回想の内と外で 繰り返し説明しているので、ストンと視聴者の心に収まって 知的好奇心を満足させられる。

　全体を通して、ある人が別の人を思う様子が丁寧に描かれていて、 良いんだよ。うん。あれ、たくさん良いことあったんだけど、 ありすぎて分かんなくなっちゃった。もう１回観なきゃ。

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_ [おもしろし] 『時をかける少女』(大林版)

　爆笑。

　細々とした芝居が全部可笑しい。当時はこれで良かったのか。 いや、どうかと思うんだけど、細田版アニメ『時をかける少女』を 見た人は比べてみるのも良いんじゃないかな。単品ではお薦めしないです。

　でも、尾道には行きたいです。

_ [おもしろし] 『探偵!ナイトスクープ』

　『時かけ』の興奮冷めやらぬ中、タナカ氏の勧めるまま 『探偵!ナイトスクープ』のDVDを観た。これがめっちゃおもろい。 徹夜で笑ってた。わはははは。

　あと、ちょっと岡部まり贔屓になった。

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_ [たのし] 最近、呑むの多いな

　スタジオの仲間と呑みに行った。駅前の村さ来(むらさこ)に 行ったんだけど、周りに上司とか先輩とか居ないことを確かめながらの 呑み会になりました。

　ところで、発音の悪い人と耳の悪い人の会話は、些細なことで 問答になる。

　「めんちゃんがー」

　「ベンチャー？」

　「めんちゃん。」

　「べんちゃん？」

　「めんちゃん！」

　「…べんちゃん、じゃないの？」

　「MEN chan だってばっ」

　固有名詞は難しい。