風信帖


平成22ǯ02月09日 [長年日記]

_ 仕事

 13時頃スタジオ入り。昼食はタナカンらと食べる。

 14時15分からリンかけラッシュ。16時から本編ラッシュ。他は、通常業務。

 夕食は、えんどうさんと伊藤さんと一緒に食べる。脚本家の話や、 プロデューサの話が面白い。最後にプリキュアの話になる。 第1話の終わり方。僕も少し引っかかっていたのだが、やはり議論の余地はあるらしい。

 24時頃から26時くらいまで、スタッフルームで監督らとだべる。たまにはいいかもしれない。

 29時30分頃、業務終了。

_ スターシップ・オペレーターズ / Starship Operators

 第10話、サドン・デスを観る。主人公の彼氏が死んでしまう話なのだが、 相変わらず抑えめの演出。小津調といえば小津調か。

 ラスト、主人公が初めて涙を流すとき、その涙が無重力空間を漂うところが印象的。そして、このリアリティが、この作品のリアリティなのだ。

_ 贈る言葉

 この前のカラオケで、誰かが武田鉄矢の歌を歌ったからか、 何故かふと、頭に贈る言葉が流れた。

これから始まる 暮らしの中で
誰かがあなたを 愛するでしょう
だけど私ほど あなたのことを
深く愛した ヤツはいない
遠ざかる影が 人混みに消えた
もう届かない 贈る言葉

もう届かない 贈る言葉

 俯く僕の眼鏡に、音も無く涙が溜まった。

 僕は、今なお、愛おしく思っている。誰よりもきっと。そして、感謝している。ただ、その思いは、もう届かないのだろうと思う。


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