平成19ǯ01月07日 [長年日記] この日を編集
_ [いまいまし][おもしろし] 日書展と現代書道二十人展
上野へ行って、東京都美術館の日書展を観てから、 松坂屋の現代書道二十人展を観るのが、年始の恒例行事となっている。
日書展の作品。今年はやはり厳しかった。何度観ても苦い。 やっぱり入賞・秀逸くらいは狙って取り組まないといけませんわ。 会場で思い掛けず満岡先生にお会いしたので、新年のご挨拶をひとつ。 高徳の方は佇まいが違います。諸々精進します。
反省しきりの日書展を後にして、現代書道二十人展。僕は、 榎倉香邨と小山やす子の書を楽しみにしているのだけれど、 今回の作品の中には、僕の好きな書風のものがなくて残念だった。
二十人展級だと、僕にとっては人間国宝のような方々の作品ばかりなので、 それはそれは素晴らしいんだけど、五六年見続けるとどうしても 最初の年のような感動は無くなる。そんな中、新しいお名前を見つけた。 土橋靖子。二人目の女性書家。そして、かな書家である。 印象派風というか、幻想的な作品が新鮮。これからが楽しみだ。
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