風信帖


平成21ǯ10月04日 この日を編集

_ 思い出と共に

 帰り道はもう朝だった。

 眠って、目が覚めると、無情にもいつもと変わらない世界がそこにある。

 やがて、僕は、彼女の荷物をまとめ始めた。自分の家の中を見渡すと ものすごく些細なことに詰め込まれた思い出が蘇る。

 ドライヤーが、S管に掛かっていることも、

 ガスコンロのホースが、ガスの元栓に繋がっていることも、

 床に置いてある、食器の桶も、

 部屋の間仕切りの襖が、外してあって、壁に立て掛けられていることも、

 無印良品の甘納豆が、未開封のまま置いてあることも、

 チーズおかきも、

 空っぽの牛乳パックが、積み重なっていることも、

 防水加工された紙袋が、お風呂場の扉の前に置いてあることも、

 一着だけ別にしてあるグレーのTシャツも、

 プレステ2も、

 残った XI のソフトも、

 冷蔵庫の電源が入っているのも、

 こたつの掛け布団が畳んであるのも、

 即席みそ汁の残りも、

 みんな思い出、

 楽しかったことの証。

 僕は思い出と共に、彼女の家に荷物を届けた。

_ 同級生からの電話

 OLM にいる、おっちーから電話が来た。久しぶりだったので、 廊下で長話をした。

_ 仕事

 25時25分頃、スタジオを出て、クロネコヤマトの営業所へ行く。25時38分、墨田区の作画さんへの荷物を預けて、スタジオに戻ってくる。スケジュールに余裕が無いので、輸送にタイムラグを作れない。

_ ネットで買い物

 初めてやったけど、あまりにも簡単で驚いた。


  平成21年 10月 
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
昔のかきこみ